森永「ぬ〜ぼ〜」とは?あの頃みんなが食べていた懐かしのお菓子
子どもの頃、駄菓子屋やスーパーのお菓子売り場で、なんとなく手に取っていたお菓子ってありませんでしたか?
「絶対これしか買わない!」というほどではないのに、不思議と何度も買ってしまう。
そんな存在だったのが、森永製菓の「ぬ〜ぼ〜」です。
軽い食感のモナカに、ふわっと口どけの良いエアインチョコ。価格も50円と手頃で、友達と遊ぶ前のおやつや学校帰りによく食べていたという人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「ぬ〜ぼ〜」の魅力や人気の理由、そして販売終了した背景まで振り返ってみます。
エアインチョコ×モナカという新しさが人気だった
ぬ〜ぼ〜は1988年に発売されたチョコレート菓子です。
サクサクのモナカ生地の中にエアインチョコが入っていて、今では珍しくありませんが、当時としてはかなり新鮮な組み合わせでした。
食べると、まずモナカの軽い歯ざわりがあり、そのあとにチョコがふわっと溶けていきます。
板チョコほど重くなく、スナック菓子ほど物足りなくもない。
この絶妙なバランスが、子どものおやつとしてちょうど良かったんですよね。
価格は発売当初50円(のちに60円)。
いちご味やコーヒー味、プリン味なども登場し、「今日はどの味にしようかな」と迷った思い出がある人もいるのではないでしょうか。

今食べるなら「ぷくぷくたい」が一番近いかも
「もう一度ぬ〜ぼ〜を食べたい」と思っても、残念ながら現在は販売されていません。
それでも食感の雰囲気を味わいたいなら、「ぷくぷくたい」がかなり近い存在です。
もちろん形や風味は違いますが、
「モナカの中に軽いチョコが入っている」
という点では、ぬ〜ぼ〜を思い出させてくれるお菓子だと思います。

形は違いますが、「あの頃のぬ〜ぼ〜に近い味や食感を楽しみたい」という人にはおすすめです。
田代まさしのCMとキャラクター人気で一気に定番化
ぬ〜ぼ〜を語るうえで欠かせないのがCMです。
当時人気絶頂だった田代まさしさんが出演し、独特のテンポで流れるCMは子どもたちの印象に強く残りました。
そして何より忘れられないのが、黄色くて丸い「ぬ〜ぼ〜」のキャラクターです。
シンプルなデザインなのに、一度見たら忘れない不思議な存在感がありました。
人気はお菓子だけにとどまらず、
- 文房具
- おもちゃ
- シール
- キャラクターグッズ
など、さまざまな商品が発売されます。
今でいう「癒やし系キャラクター」や「ゆるキャラ」の先駆けのような存在だったのかもしれません。
グミやアイス、ゲーム、OVAまで展開された人気キャラクター
ぬ〜ぼ〜人気は予想以上に広がっていきます。
1990年には「ぬ〜ぼ〜グミ」、アイスの「ぬ〜ぼ〜コーン」が発売され、さらに1992年にはゲームボーイ用ソフトまで登場しました。

それだけではありません。
OVAまで制作されるなど、お菓子のキャラクターとしては異例ともいえる展開を見せています。
今でこそキャラクター商品のメディアミックスは珍しくありませんが、当時としてはかなり力の入ったプロジェクトだったと言えるでしょう。
なぜぬ〜ぼ〜は消えたのか?
これほど人気だったぬ〜ぼ〜ですが、1996年頃には販売終了したとされています。
森永製菓から販売終了の理由は公表されていませんが、考えられる理由はいくつかあります。
エアインチョコが珍しくなくなった
発売当初は新しかったエアインチョコも、その後は類似商品が次々と登場しました。
ぬ〜ぼ〜だけの特別感が薄れてしまった可能性があります。
キャラクターブームの終息
ぬ〜ぼ〜はお菓子だけでなく、キャラクター人気にも支えられていました。
ブームが落ち着けば、商品の勢いも徐々に弱くなっていったのでしょう。
ラインナップの整理
お菓子メーカーでは、新商品が登場するたびに販売終了となる商品も少なくありません。
ぬ〜ぼ〜も、そうした世代交代の中で姿を消したのではないかと考えられます。
余談:『ぬ〜べ〜』との関係はある?
当時人気だった漫画『地獄先生ぬ〜べ〜』。
実は読切版のタイトルは「ぬーぼー」だったと言われています。
このお菓子がタイトルの由来になったのかどうかは公表されておらず、真相は分かりません。
発売時期を考えると影響があった可能性もゼロではありませんが、あくまで推測の域を出ない話です。
まとめ|ぬ〜ぼ〜は「ちょうどいい」が詰まったお菓子だった
ぬ〜ぼ〜は、派手なお菓子ではありませんでした。
でも、
- 軽いのに満足感がある
- 子どものお小遣いで買える価格
- 親しみやすいキャラクター
そんな「ちょうど良さ」が詰まっていたからこそ、多くの人の記憶に残っているのでしょう。
子どもの頃は何気なく食べていたお菓子でも、大人になって思い返すと、その味や食感、CMまで鮮明によみがえることがあります。
ぬ〜ぼ〜も、まさにそんな一つではないでしょうか。
もし今復刻されたら、懐かしさだけで手に取る人も多いはずです。そして実際に食べてみると、「こんなにおいしかったんだ」と、改めて感じる人も少なくない気がします。

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※記事内の画像はイメージイラストです。


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