幻のお菓子「RED NOISE(レッドノイズ)」とは?ネットにも情報が残らない激辛スナックを振り返る

REDNOISEというお菓子を2人の子供がシャカシャカしているイラスト お菓子

長い間、私の記憶の中にだけ残っていた、名前の分からない謎のお菓子がありました。

「いつか記事にしたい」と思いながらも商品名が分からず、調べようがありませんでした。

ところが以前放送されていたテレビ番組で、そのお菓子のパッケージがほんの一瞬映ったのです。

そこでようやく判明した名前が、

「RED NOISE(レッドノイズ)」

でした。

これでようやく記事が書ける!

と思い、さっそくネットで調べてみたのですが、ネットはおろか、最新のAIに聞いても完全にノーヒット。
記憶にある特徴で検索しても、情報が一切出てこないのです。

現時点でこのお菓子を検索する人がどれだけいるかは分かりませんが、「かつて世の中に確かに存在していた証」を残すべく、私の記憶だけを頼りにこの記事を書くことにしました。

RED NOISEはいつ頃発売されたお菓子なのか?

販売元はカネボウフーズ(現・クラシエ)です。

時代背景として、1984年に湖池屋から発売された『カラムーチョ』の大ヒットがあります。
『RED NOISE』は、明らかにその激辛ブームの影響を受けて作られたものでした。

私が小学生だった時期と重ね合わせると、発売時期は1984〜1988年の間。
※情報提供により1987年が濃厚のようです。
カラムーチョの登場からそこまで間が空いていなかった記憶があるので、おそらく1984〜1986年頃の短い期間に流通していたのではないかと推測します。

※カラムーチョについてはこちらの記事を参照してください
カラムーチョは日本人を辛い物好きにした?登場当時の衝撃と激辛ブームの原点

シャカシャカ振って完成する、時代を先取りしたスナック

RED NOISEは、牛乳パックの下部が円柱にした感じで、上部を若干太くしたような箱型のパッケージでした。

REDNOISEのロゴなしのパッケージのデザイン画

ここの赤い部分に中本工事似のおじさんの顔のイラストが描いてあり、中央にNOISEのロゴ、その下にお菓子の写真が載っているというようなパッケージでした。

箱の中にはお菓子のスコーン、チートスのような形をしたコーンスナックが入っており、別添えの唐辛子パウダーを投入して、箱ごとシャカシャカ振って味付けをする仕組みです。

コーンスナックが山積みになってるイメージイラスト
こんな形のイメージ

今で言えば、マクドナルドの「シャカシャカポテト」に近いイメージでしょう。

当時としては、なかなか珍しい食べ方だったように思います。

商品名の「NOISE(ノイズ)」も、このシャカシャカと振る音をイメージして付けられた名前なのではないかと、私は考えています。


とにかく辛かったRED NOISE

味はとにかく激辛で、「カラムーチョの比じゃない!」と感じるレベルでした。

当時、「カラムーチョはすごく辛いお菓子」という認識だった小学生の私でも、「これは別格だ」と思うほどでした。

当時は子供の味覚だったので今食べたら印象は違うのかもしれませんが、もはや検証する術はありません。


私の記憶に強く残っている「YELLOW NOISE」

実は、私の記憶に最も強く残っているのはRED NOISEではありません。

食べたのはおそらく人生で1度しかないと思います。
それなのになぜネットで調べても出てこないレベルのお菓子がこんな鮮明に記憶にあるのかといえば、このRED NOISEの別ヴァージョン、マスタード味の記憶が鮮烈だったからです。

ネットに情報がないため正式名称は不明ですが、ホットチリ味(唐辛子)が「RED NOISE」なら、マスタード味は「YELLOW NOISE(イエローノイズ)」だったのではないかと推測しています。

※これはあくまで私個人の推測です。

当時、兄が『RED NOISE(唐辛子)』、私が『YELLOW NOISE(マスタード)』を買い、兄弟で2つの味をシェアしてみようということになりました。

マスタード味は子どもには衝撃的すぎた

RED NOISEも十分辛かったのですが、私が食べたマスタード味は、それ以上に衝撃的でした。

『カラムーチョ』がなぜあれほど売れたのかといえば、「辛いけれど美味しかった」からです。
ポテトの旨味に加え、ニンニクやコンソメなどのダシがしっかり効いていたからこそ、中毒性がありました。

一口に同じ辛い味といっても、唐辛子、わさび、こしょう、マスタードと、それぞれ辛さの系統が違います。
マスタードなので、唐辛子とは別系統の「ツーン」とくる辛さなのです。

詳しい原材料は分かりませんが、ニンニクやコンソメのような旨味はほとんど感じられず、コーンスナックとの組み合わせもあって、ただひたすら辛かったという記憶があります。

子供心に「これじゃない感」が半端ではなく、普段ならお菓子を一袋ペロリと平らげる私が、この一袋だけは何日もかけて泣く泣く食べたというトラウマ級の思い出があります。

の強烈な体験があったからこそ、40年近く経った今でも鮮明に覚えているのでしょう。

※グリーンのパッケージの”わさび味”もあった可能性があります。


なぜマスタード味のお菓子は少ないのか

現在では激辛スナックは珍しくありません。

唐辛子味はもちろん、わさび味も数多く販売されています。

しかし、マスタード味や和がらし味のお菓子は、今でもほとんど見かけません。

もちろん例外はありますが、スナック菓子との相性という点では、やはり唐辛子ほど人気が出なかったのかもしれません。

もしかすると、RED NOISEシリーズは少し時代を先取りしすぎていたのかもしれません。

まとめ

RED NOISEは、カラムーチョブームの影響を受けて登場したと思われる、今ではほとんど語られることのない激辛スナックです。

ネット上にも情報がほとんど残っておらず、正式な発売時期や商品詳細も分からない謎の多いお菓子ですが、私にとっては今でも忘れられない存在です。

特にマスタード味と思われるバージョンの衝撃は強烈で、40年近く経った今でも鮮明に記憶に残っています。

もしこの記事をご覧になった方の中にRED NOISEを食べたことがある方や、当時の資料・写真などをお持ちの方がいましたら、ぜひコメントなどで教えていただけるとうれしいです。

幻のお菓子の記録として、少しでも情報を残していければと思います。


<strong>博士</strong>
博士

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コメント

  1. toy より:

    このお菓子ですが、1987年に発売直前の試作品を食べております。
    友人のお父様がカネボウの商品開発をしており、その友人のお父様の単身赴任先である東京へ、夏休みに一緒に遊びに行った際、お父様に『これ食べてみて』と食べさせていただきました。
    記憶だと、私の食べたものはグリーンでクラーク・ケントもどきの外国人が描かれ、グリーンのパッケージだったような…もしかするとイエローだったかもしれません。コイケヤスコーンの様な形で、確かに辛味はありましたがとても美味しいスナックでした。粉を入れてシャカシャカ振って完成するというスタイルも新鮮でしたね。
    1987年が間違いと言えるのは、友人のお父様が仕事の最中は、東京巡りをしており、丁度フジテレビの夏祭り『夢工場’87』へ行きました。
    その後、私の住む地方でも発売されたため、数回食べましたが、いつのまにか無くなっていましたね。
    友人のお父様もすでに故人となっており、当時の話を聞く事はもうできないのは残念ですが、この記事を発見して懐かしく、嬉しい気持ちになりました。
    ありがとうございます。

    • 藤間 龍生 藤間 龍生 より:

      コメントありがとうございます。
      当時の商品開発者の関係者の経験談を聞けるとは思いませんでした。
      試食したのがグリーンだったとの事ですが、確証がないので書かなかったのですが、実はわさび味があったような記憶はありました。
      記憶通りわさび味があったとしたらおそらくその記憶はあってるんだと思います。
      年代に関してはこの情報を元に修正させていただきます。
      貴重な情報をありがとうございました!

  2. toy より:

    誤字ありました。
    1987年が間違いないと言えるのは
    です笑

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