なぜ私は主人公より敵キャラや怪人が好きなのか?キン肉マンから特撮怪人まで
私は、いわゆる世間でいうところの「キン肉マン世代」のど真ん中を経験していました。
もちろん私も例外ではなく、当時はキンケシを集め、毎週キン肉マンを見ていました。
そんな私がキン肉マンのキャラクターで一番好きだったのが、別にネタでもなく、特に尖った理由があるわけでもなく「ティーパックマン」です。

ちなみに2番目に好きなのは「テンドン」。
キン骨マンが開発したビームを浴びて怪獣化した天丼という、今考えてもかなりぶっ飛んだキャラクターです。
そして私は、キン肉マンやテリーマンなどの正義超人よりも、もっとマイナーな残虐超人や悪魔超人側のキャラクターが好きでした。
子供の頃から敵キャラが好きだった
そもそも私は、キン肉マンに限らず、好きになるキャラクターは大体敵側でした。
ガンダムでいえばジオン軍。
ウルトラマンなら怪獣。
ゲゲゲの鬼太郎なら敵妖怪。
こんな感じです。
ここで勘違いしてほしくないのですが、別に私は正義側のキャラクターが嫌いなわけではありません。
あくまで「キャラクターの造形として好き」という話であって、悪役の考え方や行動が好きというわけではありません。
では、なぜ私は敵側のキャラクターに惹かれるのでしょうか。
それは「デザインの種類が多いから」です。
主人公側というのは、当然ですが毎回同じキャラクターが活躍します。
例えばガンダムなら、基本的にはガンダム、ガンキャノン、ガンタンクなどが中心です。
ところがジオン側になると、グフ、ドム、ズゴック、ザクなど、毎回違ったデザインのモビルスーツが登場します。
子供の頃の私は、ストーリーよりも「次はどんなデザインのキャラクターが出てくるんだろう?」という部分に興味を持っていたのかもしれません。
もちろん主人公側もそれなりに好きです。
ただ、毎回同じキャラクターが登場することに、少し飽きてしまうのです。
だから敵側には、主人公たちをそれなりに苦しめたあと、最後は華々しく散ってほしい。
そんな感じでした。
毎回違うデザインの怪人が好きだった
普通の子供なら、毎回主人公が決め台詞や決めポーズを決めて悪を倒していく姿を見て、

カッコいい!

ああなりたい!
と憧れるものなのだと思います。
ところが私の場合、そこにはあまり興味がありませんでした。
むしろ、
「また同じキャラクターが出てきたな」
という感覚のほうが強かったのです。
その一方で、敵キャラクターは毎回違います。
特に特撮作品では、毎週のように新しい怪人が登場します。
そのため、私は自然と主人公よりも敵キャラ、特に怪人のほうに興味を持つようになりました。
特に好きだったのが戦隊ヒーローの怪人
中でも特に好きだったのが、戦隊ヒーローの怪人です。
「秘密戦隊ゴレンジャー」から「大戦隊ゴーグルファイブ」あたりまでの怪人が特に好きでした。
その中でも別格だったのが「電磁戦隊デンジマン」の敵キャラクター、ベーダー怪物です。

このベーダー怪物のデザインは、他の戦隊怪人と比べてもかなり異質でした。
例えば電話をモチーフにした怪人がいたとします。
それまでの怪人なら、電話そのものを怪人にしたようなデザインになっていることが多かったと思います。
ところがベーダー怪物は、単純にモチーフを怪人にしただけではありません。
左半分は電話の怪人なのに、右半分はちょっとおぞましい感じになっている。
(※左右逆の時もあります)
この「普通の物をそのまま怪人にするだけではない」というデザインが、私にはものすごく魅力的でした。

他の戦隊怪人も好きなのですが、デンジマンの怪人は私の中では別格です。
あれを考えた人たちは天才だと思います。
なぜゴーグルファイブまでなのか
では、なぜ「ゴレンジャーからゴーグルファイブまで」なのでしょうか。
これは完全に私の個人的な好みです。
私が好きなのは、あの頃の戦隊怪人にある、どこかチープで分かりやすいデザイン。
言葉にするのが難しいのですが、「ださカッコいい」「ださかわいい」といった感じです。
あの少し垢抜けない感じが好きなのです。
ダイナマン以降の怪人になると、私の感覚では少し凝りすぎているように感じます。
よく言えば完成度が高すぎる。
でも、私が好きなのは、もう少し分かりやすくて、ちょっと変で、どこかチープな感じの怪人なのです。
このあたりは完全に好みの問題なので、うまく説明するのが難しいところです。
キン肉マンの好きなキャラにも怪人好きが影響していた?
そして、ここでキン肉マンの話に戻ります。
当時は特に意識していませんでしたが、今になって考えてみると、私がキン肉マンでマイナーなキャラクターを好きだったのは、そもそも特撮の怪人が好きだったことが影響していたのではないかと思います。
一番好きだと言ったティーパックマンも、デザインを見れば分かる通り、特撮の怪人の中にいてもあまり違和感がありません。
逆に言えば、怪人たちがキン肉マンの世界にいてもおかしくないのです。
他のマイナー超人や悪魔超人にも、どこか「怪人っぽさ」を感じるキャラクターがいます。
一方、テリーマンのようなキャラクターには、あまり怪人らしさを感じません。
おそらく私は、キャラクターそのものよりも、「どんな変わったデザインをしているのか」というところに惹かれていたのだと思います。

キン肉マンは、いわば登場人物のほとんどが怪人みたいな感じなので好きだったのかもしれません。
内容を覚えていなくても怪人は好き
子供の頃はウルトラマンや戦隊ものを見ていましたが、正直なところ、作品の内容はほとんど覚えていません。
仮面ライダーに至っては、見ていたという記憶すらありません。
それでも、今になってもウルトラマンの怪獣や特撮の怪人は好きです。
私はストーリーよりも、やはりキャラクターのデザインそのものに惹かれていたのかもしれません。
そのため、ほぼ見た目が怪人っぽい「仮面ライダーアマゾン」も結構好きだったりします。
そもそも仮面ライダー自体、ベースになっているのが改造されたバッタの怪人ですから、私の好みに合っていたのかもしれません。
ところが怪人を扱った商品は少ない
しかし、世の中では当然ながら主人公側のほうが人気があります。
仮面ライダーやウルトラマンでは、たまに怪人や怪獣をクローズアップした写真集などが発売されることがあります。

ところが戦隊ものになると、歴代ヒーローを紹介した本はあっても、怪人を中心に扱ったものはかなり少ない印象です。
フィギュアなどでも、ほとんど怪人はデザインされません。
コレクションシール、トレーディングカードになると、さらに厳しい。
戦隊ヒーローの怪人をフィギュア化した商品は、私が知る限りではかなり少なく、ゴレンジャーの怪人の一部がフィギュア化されている程度です。

「スーパー戦隊オフィシャルムック」に期待したけれど……
以前、「スーパー戦隊オフィシャルムック」というものが販売されたとき、

もしかしたら怪人も特集されるのでは?
と期待しました。

ところが実際には、怪人については見開き2ページ程度のスペースに、全怪人がまとめて紹介されているくらいでした。
怪人好きの私としては、正直かなり物足りない内容でした。
せめて戦隊ごとに、怪人の写真やデザイン、モチーフなどを詳しく紹介してくれてもいいのに……と思ってしまいます。
※こちらは全て電子書籍なのでご注意ください
戦隊怪人の写真集があったら絶対に欲しい
そこで以前から思っているのが、
世間での怪人の需要って、そんなにニッチなのだろうか?
ということです。
私のような怪人好きは、実はそれなりにいると思うのですが、どうなのでしょうか。
キン肉マン好きな人はやはり怪人は結構好きな人が多いのではないかと勝手に思っているのですが。
例えば、デンジマンやサンバルカンなど、戦隊ごとに怪人をまとめた写真集が1冊ずつ発売されたら、欲しい人はかなりいるような気がします。
多少値段が高くても、私は間違いなく買います。
怪人の写真を大きく掲載して、名前や登場話数、モチーフ、デザインなどを紹介する。
それだけでも、私にとってはかなり魅力的な本です。
いつかそんな「戦隊怪人大全」のような本が発売されないかな、と思っています。
自分でも「好き」の基準がよく分からない
ちなみに、漫画やアニメでは、キン肉マンとガンダムを除けば、別に敵役のほうが好きというわけではありません。
我ながら自分の「好き」の基準がよく分かりません。
結局のところ、自分がルール。
他の人には理解されなくても仕方がないかな、と思っています。
子供の頃から好きだったものを振り返ってみると、意外なところで全部つながっているのかもしれません。
キン肉マンのティーパックマンが好きだったのも、ジオン軍のモビルスーツが好きだったのも、戦隊怪人が好きだったのも、根っこの部分では同じだったのかもしれません。
まとめ
今回は、なぜ私が主人公側よりも敵キャラクターや怪人に惹かれるのかを、子供の頃の記憶を振り返りながら考えてみました。
特に好きだったのは、戦隊ヒーローに登場する怪人。その中でも「電磁戦隊デンジマン」のベーダー怪物は今でも別格です。
ストーリーそのものよりも、毎回違ったデザインのキャラクターが登場することや、少し変わった造形、どこかチープで「ださカッコいい」デザインに惹かれていたのだと思います。
大人になってから振り返ると、子供の頃に何となく好きだったものにも、実は自分なりの共通点があったことに気付きます。
それにしても、戦隊怪人を1冊丸ごと特集した写真集が出たら、私はかなり欲しいです。
需要は……やっぱり少ないのでしょうか。
もし発売されたら、多少高くても買ってしまうと思います。

こちらの記事もご一緒にいかがですか?
パチケシの世界!キンケシ偽物の見分け方と謎の「背中に名前シリーズ」を徹底考察


コメント