昔好きだったサンリオキャラクター、ハンギョドンよりも好きだった「あのタコ」
私は男性ですが、子供の頃からかわいいキャラクターが好きでした。
子供の頃は、親にぬいぐるみを買ってもらったりもしていましたし、大人になった今でも、ちょっとかわいいぬいぐるみを見つけると「これ、欲しいな……」と思ってしまいます。
まあ、実際には買っていません。
でも、気持ちとしては今でも欲しくなることがあります。
そんな私が小学生だった頃、世の中には「バイキンくん」や「うちのタマ知りませんか?」など、いろいろな人気キャラクターがいました。
その中でも、昔から特に強かったのがサンリオのキャラクターたちです。
ハローキティはもちろん、キキララ、ゴロピカドン、タキシードサムなど、今でも名前を聞けば「ああ、懐かしい」と思うキャラクターがたくさんいました。
そして、私の小学生時代のクラスの女子たちの間では、空前の「みんなのたあ坊」ブームが起きていました。
小学生の頃に流行っていた「みんなのたあ坊」
今でこそ「みんなのたあ坊」と聞けば、サンリオのキャラクターだと分かります。
サンリオ公式によると、みんなのたあ坊は1984年にデビューした、明るく元気で素直な男の子という設定です。
しかし、当時の私はそんなことを知りません。
そもそも「サンリオ」という名前すら、ちゃんと意識していなかったと思います。
当然、たあ坊やタキシードサムがサンリオのキャラクターだということも知りませんでした。
ただ、「あ、このキャラクターよく見るな」という程度。
特に女子の間ではたあ坊が人気で、文房具などにもたあ坊の姿が描かれていた記憶があります。
私はもともと動物が好きです。
男性なのにぬいぐるみが好きだったのも、別に「ぬいぐるみだから好き」というわけではなく、猫や犬を見て「かわいいな」「飼いたいな」と思うのと同じ感覚でした。
ただ、生き物として動いていないだけ。

そんな私からすると、動物のかわいいキャラクターには興味があっても、人間っぽいキャラクターには全く興味なかったのです。
なので、当時あれだけ女子に人気だったたあ坊を見ても、魅力がいまひとつ理解できませんでした。
私が好きだったサンリオキャラクターは「ハンギョドン」
そんな私にも、好きなサンリオキャラクターがいました。
それが「ハンギョドン」です。
ハンギョドンの絵が描いてあるノートや缶ペンケースなどを見つけると、親に買ってもらっていました。
ところが、実は私、ハンギョドンそのものが特別好きだったわけではありません。
では、なぜハンギョドンのグッズを買っていたのか。
私が好きだったのは……
ハンギョドンと一緒に描かれているタコのキャラクターの方でした。
言い方は悪いですが、私にとってハンギョドンは「オマケ」みたいなものだったのです。
もちろん、ハンギョドンが嫌いだったわけではありません。
ただ、

このタコ、かわいいな
という気持ちの方が圧倒的に強かった。
ハンギョドンより好きだったタコ、その名は「さゆりちゃん」
あのタコのキャラクターには、ちゃんと名前があります。
その名前は「さゆりちゃん」。
ここが、子供ながらにちょっと面白いと思っていたところです。
ハンギョドンは見た目からして「ハンギョドン」という名前なのに、タコの方は普通に人間の女性みたいな名前。

なんでタコなのに、さゆりちゃんなんだ?
と。
この、ちょっと斜め上を行く感じも、私は好きだったのかもしれません。
今になって考えてみると、なぜそこまでさゆりちゃんが好きだったのかは、正直よく覚えていません。
ただ、あの丸っこい感じと、子供でも描けそうなシンプルなデザイン。
そういうところに「なんかかわいい」と感じていたのだと思います。
「かわいい」は丸っこい形に宿る?
人間は四角や三角のような角ばったものより、丸いものを見ると「かわいい」と感じやすいというような心理があるらしいです。
もちろん、すべてがそうだとは言えません。
確かにかわいいキャラクターを作ろうと思ったら、基本的には丸っこいフォルムにしておけば、それだけである程度かわいく見える気がします。
極端な話、丸の中に小さな点を2つ付けて目にするだけでも、なんとなく顔に見えて、かわいく感じてしまう。
そう考えると、さゆりちゃんのようなシンプルで丸っこいキャラクターに子供の私が惹かれたのも、ある意味では自然だったのかもしれません。
サンリオは王道だけじゃない
サンリオと聞くと、ハローキティのような王道のファンシーキャラクターを思い浮かべます。
実際、キティちゃんをはじめ、かわいらしいキャラクターを数多く生み出してきました。
一方で、サンリオには

なぜこんなキャラクターを作ったんだ?
と思ってしまうような、ちょっと変わったキャラクターもいます。
近年で言えば、「ぐでたま」や「KIRIMIちゃん.」などがその代表でしょう。
かわいいだけではなく、どこかクセがある。
ちょっとシュールだったり、設定が妙に尖っていたりする。
でも、考えてみれば、私が子供の頃に好きだった「さゆりちゃん」も、よく考えると結構変わった存在です。
タコなのに「さゆりちゃん」。
今思えば、この謎のネーミングセンスからして、サンリオには昔から「普通にかわいいだけではないキャラクター」を生み出す片鱗があったのかもしれません。
今、一番好きなサンリオキャラクターは?
そんな私ですが、今現在、一番好きなサンリオキャラクターは誰かと聞かれたら、「アグレッシブ烈子」と答えます。
レッサーパンダのOLで、仕事では上司や同僚に振り回され、ストレスが溜まると一人でカラオケに行ってデスメタルを歌って発散するという、なかなかアグレッシブなキャラクターです。
子供の頃は、丸っこくて単純に「かわいい」と思えるタコのキャラクターが好きだったのに、大人になった今では、仕事のストレスをデスメタルで発散するレッサーパンダのOLが一番好きになってしまいました。
結局のところ、私は今でも「ちょっと変わっていて、どこかかわいいキャラクター」が好きなのです。
そう考えると、子供の頃に好きだったさゆりちゃんから、現在のアグレッシブ烈子まで。
サンリオのキャラクターに対する私の好みは、意外と一貫しているのかもしれません。
まとめ
小学生の頃、私の周りでは「みんなのたあ坊」が大人気でした。
しかし、私はその人気がいまひとつ理解できず、逆に好きだったのがハンギョドン。
……と思っていたら、実はハンギョドンよりも、一緒に描かれていたタコの「さゆりちゃん」の方が好きだった。
今思えば、かなり変な子供だったのかもしれません。
でも、子供の頃に夢中になったキャラクターというのは、大人になってから思い出してみると不思議なものです。
「なんであんなに好きだったんだろう?」
と思うこともあります。
それでも、当時そのキャラクターを見て「かわいい」と感じた気持ちだけは、意外と覚えているものです。
そして今の私は、デスメタルを歌ってストレス発散するアグレッシブ烈子が好き。
昔と今で好きなキャラクターは変わりましたが、サンリオの「かわいいだけじゃない、ちょっと変わったキャラクター」に惹かれるところは、子供の頃から変わっていないのかもしれません。

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