子供の頃、「食べてみたかったのに結局食べられなかったアイス」というものがある。
見かけたことはある。CMも覚えている。
それでもなぜか一度も食べる機会がなかった。
この記事では、そんな“記憶には残っているのに食べられなかったアイス”を3つ紹介する。
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→昭和の懐かしいアイスまとめ
赤城乳業 ラーメンアイス|1984年発売の衝撃商品
ラーメンアイスは、1984年に赤城乳業から発売された、見た目をラーメンに模したアイス。
- 麺:バニラアイス
- メンマ:ゼリー
- ナルト・グリーンピース:本物
- スープ:チョコソース or オレンジソース
という、かなり攻めた構成だった。
■ 食べたかったのに買えなかった理由
初めてCMで見た時、「これは絶対に食べてみたい」と思った。
しかし現実は、
- 駄菓子屋に売っていない
- スーパーは子供だけでは行けない距離
- 価格が100円と高い
という壁があり、結局一度も食べることはなかった。
■ 今考えると味はどうだったのか?
改めて調べてみると、
ナルトやグリーンピースが本物という情報があり、
「チョコやオレンジと合うのか?」と疑問が残る。
実際に食べたことがある人の感想を見ても賛否が分かれており、
👉 話題性重視の“ネタ系アイス”だった可能性が高い
ロッテ 雪見弁当|弁当型アイスという発想
雪見弁当は、1984年にロッテから発売されたアイス。
名前の通り、弁当箱のような容器に入ったユニークな商品だった。
■ 中身の構成
- ご飯:バニラアイス
- 梅干し:ストロベリーソース
- おかず:チョコボールアイス・ゼリー・飴
見た目は完全に弁当だが、中身は甘いデザートというギャップが特徴。
■ なぜ食べられなかったのか
理由はシンプルで、
- 売っている場所が限られていた
- 価格が高かった
ラーメンアイスと同じく、子供の行動範囲では手に入らなかった。
■ 昭和らしい発想の面白さ
特に印象的なのは「飴」が入っている点。
現代の商品ではあまり見ないが、
👉 こういう“よく分からない遊び心”が昭和らしさ
でもあった。
現在では、このような“見た目重視のネタ系アイス”は減少しており、期間限定商品として登場することが多くなっています。
クリスピーナ|光GENJIのCMで記憶に残るアイス
クリスピーナは、1981年にエスキモーブランド(現・森永乳業)から発売されたコーンタイプのアイス。
■ 記憶に残る理由はCM
当時人気絶頂だった光GENJIが出演しており、
ローラースケートで滑りながらアイスを食べるCMが印象的だった。
■ 食べられなかった理由
- 価格が200円と高額
- (個人的に)CMの影響で少し抵抗があった
とはいえ、
結局のところ最大の理由は価格。
当時の子供にとっては、
👉 100円でも200円でも“高くて買えない”という点では同じだった
■ 大人になって分かったこと
後年の画像を見ると、
自分の記憶とは少し形が違っていた。
これは多くの人が感じることで、
👉 記憶の中の商品は実物より大きく、特別に感じている
ことが多い。
なぜ「食べていないのに記憶に残る」のか
この3つに共通しているのは、
- CMや見た目のインパクト
- 非日常的な発想
- 手に入らなかった体験
である。
つまり、
👉 “体験できなかったこと自体”が記憶を強くしている
まとめ|食べられなかった記憶もまた価値になる
今回紹介した3つのアイスは、いずれも当時としては珍しい「見た目や話題性を重視した商品」でした。
しかしその多くは、
・価格が高かった
・販売場所が限られていた
・一時的な企画商品だった
といった理由から、長くは続かず市場から姿を消しています。
その結果、「見たことはあるのに食べていない」という人の記憶に強く残る存在になりました。
これは単なる懐かしさではなく、
👉 手に入らなかった体験そのものが価値になっている
とも言えます。
もし当時食べていたら、ここまで印象に残っていなかったかもしれません。
そう考えると、「食べられなかった思い出」もまた、昭和・平成のお菓子文化の一部だったのではないでしょうか。


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