昭和から平成にかけて、子供たちの“放課後の遊び場”だった駄菓子屋。
学校帰りに少ないお小遣いを握りしめて、「今日はどれを買おうか」と悩んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか。
スーパーとは違い、駄菓子屋には安くて個性的で、ちょっとクセのあるお菓子が並んでいました。
しかも「当たり付き」や「音が鳴る」など、遊び要素があるのも特徴でした。
この記事では、当時の体験を交えながら
駄菓子屋で定番だった懐かしいお菓子10種類を紹介します。
うまい棒|10円で買えた最強コスパお菓子
駄菓子屋の象徴ともいえる存在がうまい棒。
10円という破格の価格で買えるため、「とりあえず1本」は誰もが経験したはずです。
私の場合、残り30円の時は
「うまい棒3本で攻めるか、他のお菓子にするか」で毎回本気で悩んでいました。
たこ焼き味、コーンポタージュ味など種類も豊富で、
友達同士で「どの味が一番うまいか」で盛り上がるのも定番でした。
近年は値上げされましたが、それでもなお
“駄菓子=うまい棒”という立ち位置は変わっていません。
よっちゃんイカ|なぜかクセになる酸っぱさ
小さな袋に入った赤いイカ。
強めの酢の酸味が特徴で、最初は「ちょっとキツい」と感じるのに、なぜかまた食べたくなる不思議なお菓子です。
口に入れた瞬間のツンとした酸味と、噛むほどに出てくる旨味。
当時はこの刺激がクセになって、気づけば何袋も食べていることもありました。
今でも似た商品はスーパーで見かけますが、
駄菓子屋で買うと妙に美味しく感じたのは不思議なものです。
信玄イカ|串に刺さった満足感のある一本
赤いフタ付きの容器に入った、串刺しタイプのイカ。
よっちゃんイカよりも肉厚で、1本でもしっかり満足感があるのが特徴でした。
私の中では「今日はちょっと贅沢する日」に選ぶお菓子で、
10円の中でも“ご褒美感”がありました。
現在は名前や形を変えて残っている商品もありますが、
当時のあの雰囲気は駄菓子屋ならではです。
フエラムネ|食べて遊べるお菓子の代表
穴に息を吹き込むと音が鳴るラムネ菓子。
**「食べる前にまず鳴らす」**のが子供のルールでした。
教室や帰り道で鳴らして怒られた経験がある人も多いはずです。
さらにおまけのおもちゃも魅力で、
中身目当てで買うことも少なくありませんでした。
ベビースターラーメン|そのまま食べるラーメン
小さな袋に入ったラーメンスナック。
そのまま食べる前提のお菓子で、カリカリとした食感が特徴です。
一度は「お湯入れたらラーメンになるのでは?」と試した人もいると思いますが、
当然ながら普通のラーメンにはなりません。
大人になってからは、
お酒のおつまみとして優秀すぎることに気づく人も多いお菓子です。
キャベツ太郎|ソース味の中毒性が高い
丸い形のスナックに甘辛いソース味。
軽い食感なのに味がしっかりしていて、手が止まらなくなるタイプです。
個人的には、昔の「建前(上棟式)」で
お菓子がばら撒かれる中にこれが入っていた記憶が強く、
“外で拾って食べたお菓子ランキング上位”の存在です。
ビッグカツ|満足感の高い駄菓子
見た目は完全にカツですが、実は魚のすり身で作られています。
それでもサクサクの衣と濃い味付けで、1枚でかなりの満足感があります。
「今日はこれ1枚でいいか」と思えるレベルのボリュームで、
駄菓子屋の中でも“主食寄り”のお菓子でした。
きなこ棒|当たり付きのワクワク感
黒蜜ベースの柔らかい飴にきな粉がまぶされたお菓子。
楊枝の先が赤くなっていれば当たりというシンプルな仕組みでした。
食べ終わったあとに楊枝を確認するあの瞬間、
「頼む…当たってくれ…」と祈る時間も含めて楽しいお菓子でした。
マーブルガム|10円で楽しめる定番ガム
丸川製菓の4粒入りガム。
オレンジとグレープが定番で、10円という手軽さも魅力でした。
友達と1個ずつ分けたり、
一気に全部口に入れて味を混ぜたりと、遊び方も自由なお菓子でした。
粉末ジュース|作る楽しさも含めた駄菓子
水に溶かして作るタイプのジュース。
味だけでなく、「作る工程」そのものが楽しいお菓子でした。
ただし、水の量を間違えると
薄すぎたり濃すぎたりして失敗するのもあるある。
それでも自分で作る特別感があり、
駄菓子屋ならではの体験型お菓子でした。
まとめ
駄菓子屋には、ただ安いだけではなく
**「選ぶ楽しさ」「当たりのドキドキ」「友達との共有」**といった体験が詰まっていました。
今回紹介したお菓子の多くは今でも手に入りますが、
当時のように駄菓子屋で選んで買う体験は、今では貴重なものです。
懐かしいお菓子を思い出すと、
その時の風景や友達とのやり取りまで一緒によみがえるのではないでしょうか。


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